三月に入ったころから、こんど転勤で仙台を離れます・・・と何組かの親子さんにごあいさつをいただきました。病気によっては紹介状も必要なので早めに言っていただくと助かるのですが、つい、え~◎◎ちゃんもなの~、さびしいなあ、と本音が出ます。赤ちゃんの頃からのお付き合いだと1、2年もすれば少し片言も出てくるので、おしゃべりが楽しくなって、外来でのひそかな楽しみの一つです。仙台に引っ越してこられた方、あるいはすっかり大きくなって戻られた方との出会いと再会も四月になって少しづつでてきました。
年度替りは保育所や幼稚園など、初めての集団生活がはじまったり、入学や進級など子どもも大人も緊張が高まる時期ですね。子どもたちの緊張を和らげるのは、身近にいる大人の役割。大丈夫だよとゆったり接してあげることですね。実際は大人だって緊張するのですけれど。
初めて集団に入るお子さんはやっぱり初めはよく熱が出たりします。ひとりひとり体質は違いますが、鼻水が長引いたり、ゼロゼロしたり。体調の悪い時にちょっと長めに通園を休めると本当はいいのですが。とは言え、子どもはなるべくたくさんの人とかかわって育つのがいいです。いろいろな人がいることがわかってくると、自分にも周りの人にも夫々の「自分」があることをいずれ発見していくことでしょうから。そんなテーマを扱った楽しい絵本を見つけました。「おはよう、ぼくだよ」という、おおきくなったら、なにになろうと悩む、森のこぐまが、自分をみつけて大好きになるお話。待合室の本棚にも入れておこうと思います。
